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酒井 俊 Live in およべ


岡山市表町にあるうどんの老舗、“およべ”さんのご自宅(岡山市祇園)で9月20日、午後7時より食事とライブがあり、お客様のKさんと行って来ました

“ 酒井 俊 Live in およべ ”・・・。の素敵な夕べの宴をご紹介します。
私はおうどんが大好きでよく“およべ”さんへ昼食に行っています。その関係で酒井俊さんのライブを知り、春からずっと楽しみにしていました。80枚のチケットはすぐに完売と聞き、およべさん宅でのライブの人気を改めて知りました。

まず、何が楽しみかというと、およべさん宅でのお食事付きライブだからです。ごく普通のご自宅で、コンサートができる音響装置を整え、80人からのお料理を作り、およべさん一家の笑顔で迎えられます。これはおよべさんでしかできない、ビジネスをはるか超えたすばらしいエネルギーを感じました。



見事なお料理がどっさり出され、料理が苦手な私は一品一品に感動しました。
ママカリ、海鮮サラダ、うなぎを巻いた卵焼き、春巻き、白和え、すき焼き、おこわ、さけと枝豆のご飯、鳥の手羽のてり焼き、マカロニサラダ、ささみのチーズ巻きフライ、バンバンジー、洋酒入りのフルーツケーキ、etc・・・そして飲み物もたくさん用意されていました。



おこわ


すき焼き


海鮮サラダ
マカロニ

お味噌汁
お皿いっぱいのせました!


どれもこれも少しずつお皿いっぱいにのせ、中でも熱々のすき焼きは最高!でした。大好きな焼き豆腐をほくほくと口にほうばると中まで十分味がついていて大満足!(しかもほどよい薄味!)Kさんは、すき焼きのレンコンが、やわらかくておいしかった、と絶賛していました。すき焼きにレンコン?料理が得意でない私にはめずらしかったのです。海鮮サラダも新鮮なイカやタコ、白身の魚がたっぷりはいっていて、あっという間になくなるほど人気でした。また、うなぎを巻いた出し巻きたまごは、やわらかくタレのきいたうなぎの味が口の中でとろけ、これまた、最高!うなぎ嫌いの私でもとてもおいしくいただきました。

もう入らないくらいお腹いっぱいになったところで、そろそろ酒井俊さんの登場です。皆でテーブルを片付け、いすが並べられました。
運良く一番前にすわることができ、こんなに幸せでいいのかと思うほどワクワクしました。
8時15分頃、ハッと思わせるような真っ赤なレザーのパンツに赤とピンクやブルーの柄物ブラウス姿の酒井俊さんが登場しました。




テレビやホームページで見るよりずっとスマートに見えました。ギターは高木潤一さん、アコーディオンは大塚雄一さん、そしてジャズから童謡まで幅広いジャンルを持つ女性シンガー酒井俊さん。オープニングは私の大好きなグレープフルーツムーン・・。そして昨年リリースされた“あいあむゆう”のアルバムの中から“橇に残された約束”他4曲を披露されました。トークも楽しく、童謡を歌うようになったきっかけや、さりげない曲の紹介の口調の中にも、音楽への情熱、“出会い”を大切にしている酒井俊さんの人柄が伝わってくるようでした。


酒井俊さんのホームページを開いてみると、活動中の途中で8年間、音休止しています。ファンにとっては気になるところですが、同じ女として何となく理解できます。一般的に、女性は、取り巻く環境の変化によって、どうしても自分の思うように動けない場合があります。男性なら、仕事だといって自分を優先させることができますが、女性はそういう訳にはいかない宿命のようなものを感じます。それ故に社会で活躍している女性をみると頑張っているんだなあと素敵に思います。


後半は10分ほどの休憩をはさんで始まりました。気が遠くなるほど愛する男を思い続ける女心を詩った“マイ,マン”、そして、人生は決して思うようにいかない、悪いことからも私たちは学ぶことがある、誰でもキラキラ輝く瞬間がある、その時間を大切な人とすごせたらいいなぁという気持ちを詩った“セッテンバーソング”など7曲を披露しました。
また、アンコールに応えた“満月の夕べ”は声量感たっぷりの彼女を目の前に、会場は酔いしびれました。
 




最後に及部恭子さん(ジャスピアノで活躍中)から花束が渡され、また、ファンからのサインにも気軽に応え、愛嬌とサービス精神旺盛な人柄がにじみでていました。





ライブが終わっておよべの奥様から恒例のチケットナンバーによる抽選が始まりました。当選された3名の方には酒井俊さんのCDが贈られ、うれしい悲鳴が続きました。



抽選発表をするおよべの奥さま


興奮の冷め切れない私たちは帰りの車の中で、おいしかった料理や酔いしびれた詩に花が咲き、Kさんにも喜んで頂けてうれしかったです。

青野かほる 記)