>HOME


「光の彫刻」に感動
「神戸ルミナリエ」を初めて見に行きました。荘厳でファンタジックな「光の彫刻」「光のオブジェ」に陶酔し感動しました。それに想像を絶する見物客が長蛇の列を作っていたのには驚きました。両備フレンドツアーのルミナリエスペシャル「ルミナス神戸2・明石海峡クルーズ&ランチバイキング&神戸ルミナリエ」に参加した模様を失敗談もまじえて綴ってみました。
「神戸ルミナリエ」は、1995年暮れから年頭にかけて発生した阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂の意味と、復興と再生への願いを込めて始め、今年で6年目ということですが、神戸の冬を告げる風物詩として、もうすっかり定着してきたようです。

12月18日(水)午前9時、林原駐車場に集合した30人を乗せて、両備観光バスは神戸へ向けて出発しました。ハンドルを握るのはベテランドライバーの大住さん、遠藤さんのお二人。添乗員は大谷純子さんです。

■船上でにランチバイキング
山陽自動車道から垂水JCTを経て、神戸・中突堤に到着しますと、岸壁には白い巨体を横付けにした豪華客船「ルミナス神戸2」が私たちを待っていてくれました。




「ルミナス神戸2」に乗り込み、明石海峡をクルーズしながら、思い思いにランチバイキング料理で昼のひとときを船上で楽しみました。明石海峡大橋の下をくぐり、瀬戸内の島々を縫いながら「ルミナス神戸2」はゆったりと航行し、また神戸・中突堤に帰って来ました。


■お手洗いも会場も長蛇の列
所定の駐車場に着いた両備観光バスを降りて、さあこれからお目当ての「神戸ルミナリエ」の会場へ向かってフリータイムです。まず会場のストリートの下見です。街にはまだ人も車も通行していて、イルミネーションの装飾は、骨組みをむき出しにしたまま、何の変哲もなく光の出番を静かに待っていました。これが点灯しますと、大変身するのですから、信じられません。




6時の点灯までには、まだ時間はたっぷりあったので、お手洗いに行っておこうと、大丸デパートへ入りました。ところが、どの階のお手洗いも行列ができて大変。やっとお手洗いを済ませて、元の位置(ストリート入口付近)に帰りますと、長蛇の列ができていて割り込むことができません。仕方なく最後尾に移動しましたが、これが失敗でした。
いい位置を確保する人たちは、シートを持って来て早くから座り込んでいました。長い時間粘り強く一定のところで待たなければいけないことを思い知らされました。それにしても、厳重な警備体制にはびっくりしました。明石市の花火大会の時、雑踏の中で多くの犠牲者を出したのが教訓になっていたと思います。

■点灯の瞬間にすごい歓声
長蛇の列は一寸刻み、超スローモーで進みます。1時間ほど経ったでしょうか。午後5時55分ごろ、すごい歓声が上がりました。21基、20万個のイルミネーションがいっせいに点灯されたのです。行列の後方にいて、離れたところからかろうじて見ることはできましたが、前の方にいたらなあと後悔しました。



アリの行列のような人の波が、完全に封鎖され歩行者天国になったストリートへ吸い込まれていきます。待ち時間1時間。やっと会場へ辿り着きました。「光のぬくもり」をテーマにしたフロントーネ(玄関装飾)のアーチが煌々(こうこう)と輝き、光にあふれたストリートに入ったとたん「まあきれい!」と思わず感嘆の声をあげました。
ストリートはまばゆいばかりの光の花園です。光のアーチを見上げながら、無意識にデジタルカメラのシャッターを切りまくりました。皆んな両手を上げてカメラを構えている光景は、西大寺会陽の本堂で揉み合う裸群によく似ています。

■光のトンネルはオトギの国

わずか270メートルのストリートを通り抜けるのに要する時間は、30センチ刻みで進むますから30〜40分もかかります。光のトンネルに延々とつづく人の波…まるでオトギの国に迷い込んだような不思議な世界を体験することができました。
ストリートを抜けますと、東遊園地がそっくり光の広場になっていました。スパッリエーラ「生命の円」は、リング状の光の環がひときわ豪華絢爛でした。小道ガレリア「月の庭園」も月の世界を散歩しているようなムードを漂わせていました。この一帯には、ステージや屋台があって、とてもにぎやかでした。また、中華街も華やかなイルミネーションに飾られていました。
「歓喜の広場」(三井三菱銀行前)「宇宙のリズム」(仲町通り)「光の宝飾」(三ノ宮駅前)など、いずれも夢と希望に輝き、素晴らしい美の極致に彩られていました。心ゆくまで光り輝く神戸の街を堪能して、10時45分岡山に帰着しました。

(青野かほる)